サウナに興味ある方もしくは新たに手頃な趣味を見つけたいといった方向けにサウナ初心者講座‼︎

サウナ

ここ最近のサウナブーム‼︎あなたも感じつつある、もしくは既にそのブームに乗っかっているという方も少なくはないのではないでしょうか。

この私もこのサウナウェーブに攫われたものの一人です。笑🧖‍♀️🌊

この記事では、まだサウナの良さが分からない、もしくは手頃な趣味を見つけたいといった方に向けて私の全身全霊を込めてサウナの入り方とその魅力をお伝えするものとなっています。

とりあえず結論(笑)

早速ですが、サウナへ行くとどうなってしまうのか一言で言います。

それは、『くつろぎの極致』です。

私の中の意味としては、気持ちが極限までリラックスしている状態を言っています。

まあ、現在世間でよく言われている『ととのう』というワードとほぼ同じイメージで考えてもらって大丈夫です。ちょっと自分の色を出してみようと別の言い方をしてみました。(むしろ堅苦しいワードになってしまいましたが、、、😅笑)

しかし事前に言わせてもらうと、ただサウナに入るだけではこの『くつろぎの極致』に至ることは出来ません。これに関してはサウナだけを体感したことがあるといった方も少なくはないのではないでしょうか。

私もちょっと前まではサウナの良さを全く知らず、たまに気まぐれで入ったサウナでもサウナなんて暑苦しいし、ちょっとした我慢比べをしているだけなんじゃないか。といったイメージを抱いていました。

ですが、友達に誘われたサウナに行ってからは私の中のサウナという概念、そして世界が180度変わった気がします。このエピソードに関しては後で軽く説明します。

サウナの本当の良さを引き出すためには、サウナ前の準備と入って出た後に行う行動が重要な鍵となってきます。これについて一つづつ紹介していきます。ちなみにここから紹介する流れは私の個人的な意見も交えて書いておりますので、この記事を参考にしつつ自分に合った方法を見つけてもらえればと思います。

サウナに入る前

サウナに入る前の心構えとして、持っていただきたいのはサウナは入り方を間違えなければ、健康にも良いとされています。しかし、誤った入り方をすれば危険な事故に繋がる恐れがあります。

(私としては、サウナが好きすぎていろんな方にもこの魅力を伝えたい思いであり、あまりサウナに対する取っ掛かりのようなものは感じてもらいたくはないのですが、何事にも危険な側面を併せ持つことをご理解していただきたく思います。🙇‍♀️)

体を洗う

皆さんも既にご存知かと思いますが、サウナではかなりの汗をかきます。この発汗にもサウナに入ることの重要ポイントの一つとなります。

しかし、この発汗効果ですが体や頭を洗っていない場合だとどうでしょう。体の皮膚や頭皮に付着した汚れが汗を分泌する汗腺に蓋をしてしまい汗を出そうとすることを邪魔してしまいます。

汗を効率良くかくためにもサウナ前はしっかりと体を洗ってから入るようにしましょう。

※発汗のメリット:乳酸を汗により排出し疲労解消。(サウナでは血流が通常時よりも高まり酸素の摂取量が増えるため筋肉に溜まった疲労の原因となる乳酸の分解を促すとされています)

水分補給を行う

これは前述したことと通ずるところもあるのですが、サウナで汗を十分かくには体の中にその分の水分を持っておくことが必要となります。

そして最初の心構えのところで触れたサウナが併せ持つ危険な側面の一つに繋がります。

そもそも体の中に水分が少ない状態でサウナに入り、更に汗をかいて体の中の水分が少なくなればどうなるか想像できる方は少なくないでしょう。

そう「脱水症状」になります。もちろんサウナ前の飲酒も厳禁です‼︎ これは上記と同様脱水症状のリスクが高まってしまいます。(アルコールの分解で体内の水分を使うため)せっかくサウナに入りリラックスしにきたのに体に危険なこと行なっていては本末転倒です。

食後を避ける

食前も言えることなのですが、サウナに入ると全身が温められ皮膚への血流が集中します。そうなると消化に必要な血液が胃腸へとうまく行き渡らなくなります。その結果、消化不良になってしまう可能性が高くなります。

私もまだサウナに対する知識が浅かった時、焼肉やしゃぶしゃぶをお腹いっぱい食べた後にサウナに入ったことが多々ありますが、その後お腹を壊したこともあります。(まあ、サウナで気持ちよくなりすぎてあまり気にしてもいなかったのですが、、、💦笑)

いざサウナ室へ‼︎

サウナに入る準備が整ったら、早速サウナに入っていきましょう。

ちなみにサウナ室は階段状になっているところが多いです。まず、初心者の方は一番下段に座ることをオススメします。なぜなら、下段は上段に比べ温度が低いからです。(温かい空気は冷たい空気に比べ比重が軽く、上に昇るため)

やはり、いきなり体を暑い場所へもっていくよりも少しずつ体感温度を上げて体を慣らしていきます。実際にはここからあと2,3回サウナに入るのですが体が暑さになれてきたら少しずつ座る位置を上げていきましょう。(一般的には一段上がると温度が10℃上がると言われています)

また、ここで自分が座る位置にはタオルを轢いて、その上に座りましょう。(場所によってはマットの貸し出しを行なっています)これは、衛生的な観点です。汗には不純物が多く混じっています。そんな汗が直に触れた場所に次の人がまた座ると考えてください。自分専用のサウナ室があるという方なら考える必要はないと思いますが、これからサウナ始めてみようという方には、まずマイサウナを持つ方はいないと思います。

沢山の方が利用する場所でもあるので、思いやりの気持ちを持ってサウナに入りましょう。

サウナに入る時間は?

これは人それぞれにはなるのですが、私個人的には7〜12分程度で良いと思います。時間に関してはその時その時の自分の状態に合わせて変えていけばよいと思っています。サウナによって温度もまちまちでもあるので事前にサウナ室の温度を確認した上で大体の目安というのを自分の中で持っておくのも良いかもしれませんね。(ちなみに私は体の芯が熱くなったと感じた時にサウナ室から出るようにしています。要はフィーリングです😓)

大抵のサウナ室には12分時計が置かれています。これは針が一周したら12分となるもので、これを中で確認しながら入るとよいです。

※長く入り続けることが決して言い訳ではありませんので、くれぐれも無理のない範囲で入ってください。

いざ水風呂へ‼︎

そう‼︎ ここでサウナ浴の肝となるのがこの水風呂入浴です。サウナで一度「熱い」状態になった後、次は「冷たい」という刺激を体に与えます。これによってサウナによって膨張した血管が水風呂により収縮します。このサウナと水風呂を繰り返すことによって心臓から血液を送り出す機能が良くなり、低血圧が改善されると言われています。

※刺激が強いため高血圧の方は注意してください。

また、血管だけでなく神経にも刺激を与えます。これにより自律神経の働きが活発となり自然と活力が湧いてくるようになります。このようにサウナと水風呂の交代浴が体の状態を整えることにつながっていきます。

水風呂の入る前にすることはある?

まず「掛け湯」をして入りましょう。サウナでかいた汗を水風呂に浸かる前に流しましょう。先述しましたが、汗には沢山の汚れがあります。汗をそのまま纏った状態で水風呂に浸かると他のお客様に不快な思いをさせてしまいます。ここも思いやりの気持ちが大事です。

水風呂に入る時間は?

こちらに関しても人によってまちまちですが、私の感覚としては30秒から2分程度が良いかと思います。ちなみに私は吐く吐息が冷たくなったらあがるようにしています。

また、水風呂は一度浸かると自然と全身に膜ができるような感覚に包まれます。(これをサウナーの間では「羽衣(はごろも)」と呼ばれています)この羽衣を纏うと冷たさを殆ど感じなくなります。正直この時点でも十分快感を得られます。気になる方は是非試してみてください。😁

いざ外気浴へ‼︎

やっとここまできました‼︎ 皆さん『くつろぎの極致』はもうそこです。

サウナで熱くなり、水風呂で冷えた後は最後の工程となる「外気浴」へ移ります。この外気浴こそがサウナの中で最も気持ちよくなれる瞬間です。

外気浴では、サウナと水風呂で刺激し、興奮した状態の血圧や心拍を正常に戻していきます。この時に身体中に血液が巡る感覚があり、言葉に表せないような浮遊感や多幸感のようなものに脳が包まれていきます。この感覚こそが『くつろぎの極致』であり、世間で言う「ととのう」といったものになります。

ここでは頭を空っぽにして虚無の世界に身と置きましょう。

外気浴の仕方

ここ最近では、どこの入浴施設でも屋外スペースにリクライニングチェアなど「ととのいスペース」が設けられていることが多いです。

※露天風呂がない場所でも室内にイスが並べられたりしています。この場合、外気浴にはなりませんが行うことは変わりません。

まず水風呂から出たら体に付いた水滴をタオルで拭きましょう。水滴が付いた状態では水が蒸発する時の気化熱で体温が奪われ体が冷えてしまうからです。(運動でも汗をかいたら着替ることと一緒ですね💦)

水滴を拭き取ったら、リクライニングチェアに座りましょう。リクライニングチェアがない場合はイスなどに自分が一番リラックス出来る姿勢で座ってください。

そして、何も考えずに目を瞑ってみましょう。きっと世界が自分を中心に周り始めるような感覚に陥るはずです。

サウナでは、ここまでの「サウナ」→「水風呂」→「外気浴」が一つの流れとなります。これを3セットくらい繰り返し、気持ちをリフレッシュしていきます。

外気浴は何分くらいが丁度いいの?

外気浴に関してはおおよそ10分〜15分程度で十分かと思います。ここは外気温によっても左右されますね。

正直なところ、この瞬間は気持ちがリラックスし過ぎている為、時間の感覚を忘れてしまいがちです。

くれぐれも気持ち良すぎて眠りこけてしまわぬよう注意ですね。(笑)

まとめ

ここまで書いてきましたが、記事を読むだけでは入り方は分かってもサウナに対する感覚は漠然としたものであることには変わりがないと思います。

浮遊感や多幸感に包まれる『くつろぎの極致』に辿り着くには実際にサウナに行って体験してみるしかありません。

正直、私もサウナの良さを知るまでは友達が何故サウナに対してそこまで熱弁出来るのか全くわかりませんでした。だったら一回体験してみなということで、友達に誘われていったのが「大垣サウナ」です。ここが私の産湯となります。(※産湯とは初めてサウナーの間で言われている言葉であり、初めてサウナで「ととのう」感覚を体験した施設のことを言っています)

当時の感覚は今でも忘れません。

ここは、屋外スペースはなく内風呂の中にイス5つ程並べられていたのですが、上述の手順を友達に教わりイスに座り、天井を眺めていると目の前の景色がグルグルと回り始めたのです。いや、何を言っているんだと思われそうですが、ほんとなんです‼︎ 体はずっとここにあるはずなのに意識は浮ついている感覚。これが「ととのう」という感覚なのかと横の友達を見た時の友達のあの「ドヤッ顔」も忘れません‼︎笑

そんなこんなで。始めてサウナの良さを知った私は近所の銭湯にも一週間に一回以上は通うようにしています。

ここで紹介したことは、私の個人的な部分も大きいサウナの入り方ですので、一度サウナへいきその魅力に取り憑かれた方はそこから更に自分の最高の入り方を模索されては良いのではないかと思います。

ちなみにサウナに関する魅力はまだまだ隠されています。その魅力の掘り下げも私の体験を通して少しずつでもお伝えしていければと思います。




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